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2018 8月の記事一覧
水分補給について
体内の水分の働きは体温調節、運動、環境対応、体内の栄養素の運搬、老廃物の排出と様々な重要な役割があります。
水分不足により誘発されやすい疾患
脳梗塞・心筋梗塞・うつ病(認知症)・糖尿病(脱水悪化)、アレルギー疾患、多臓器不全、便秘、消化不良等
になりやすいです
水分不足の方の症状
・ 口の渇きがある
・ 頭痛、倦怠感、脱力感、めまい
・ 舌、唇、皮膚の乾燥がある
・ 尿量が減少する
・ 眼窩のくぼみがある
・ 発熱、頻脈、血圧低下
・ せん妄(妄想・興奮・意識障害)、嘔吐、ショック←重度症状
水分が過剰な状態
・ むくみがある
・ 多尿、頻尿
・ 喘鳴、咳、白色痰、血痰
・ 呼吸困難
・ 体重増加
上記の事をふまえて対処をする必要があります。
熱中症の緊急対応
・ エアコンで部屋を冷やし、扇風機で風を送る
・ 服を緩めて安静にさせる
・ 下着の上から霧吹きで水を吹きかける(汗が出ない為、気化熱を利用し汗の代用で皮膚面を冷やす)
・ 保冷剤等で腋の下、ソケイ部、後頭部などに当てて冷やす
・ 冷やした経口補水液などで水分を補う
※補水液の作成方法
1ℓの水に小さじ半分(3g)の食塩、大さじ4杯(40g)の砂糖を溶かす事で作成可能
※注意する疾患
心臓病・腎臓病・高血圧などで塩分の摂取を制限している場合や薬でコントロールされているミネラルのバランスが崩れる場合がありますので医師に相談してください
適度な水分量が身体には必要になります。血液循環が一番大事になりますので身体機能向上をより良く行う為に心がけをお願いします。ただし、水分不足になってしまっても焦らず迅速に対処できれば重症になることはなく早期に回復をしますので焦らず対処をしていきましょう!
身体の全体または一部を動かすことで症状の軽減や機能の回復を目指す療法のことです
関節可動域回復訓練、麻痺回復促進訓練、歩行訓練、筋力増強、心肺機能改善訓練などがあります。
効果
1.関節可動域、筋力、協調性の改善
2.肺活量の増大
3.最大酸素摂取量、最大酸素負債量の増加
4.心拍出量の増加と心拍数の低下
5.運動時の血圧上昇が低く抑えられる
6.糖代謝の改善
7.脂質代謝の改善
上記の部分がよく言われますが、痛みや違和感・動作制限があって周りを気にする余裕がなかったのが緩和する事で周りが見れる余裕が出てきて日常生活が自然と楽になり動作が多くなることがあります。
ただし、運動が出来ない人もいます。
体調が悪い時、息苦しい時などそういう時は体が弱くなっているので運動をしてしまうとより体力がなくなってしまい、体調を悪化させてしまう場合があります。
運動の内容は人それぞれですので自分の体調に合わせて運動をする事が大事になります。
無理のない範囲で体をよくしていきたいですね!
スポーツ外傷の応急処置(RICE処置)
Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)
スポーツ外傷に限らず一般外傷時の応急処置がRICE処置です。外傷の現場で行う処置であり、外傷直後に適切な処置が行われると治癒は促進され、日常生活動作の獲得、スポーツへの復帰も早められます。
[Rest(安静)]
損傷部位の腫脹や血管・神経損傷を防ぐ目的で、患部を安静に保ちます。筋肉や関節の動きを抑えることによって内出血も抑えられます。
[Icing(冷却)]
腫脹を抑えるため、患部を氷で冷却します。15~20分冷却すると患部の感覚が鈍くなりますから外して、また痛みが出てきたら冷却することを24~72時間繰り返します。シップや冷えピタなどは深部の冷却効果はなく、キズや水泡がある場合は皮膚を覆ってしまうことにより感染源となるので適しません。
[Compression(圧迫)]
患部の内出血や腫脹を抑えるため、腫脹部位を中心に腫れのない部分まで軽い圧迫を加えます。強い圧迫は循環障害をきたすので注意してください。
[Elevation(挙上)]
腫脹の軽減と早期消退を図るため、患部を挙上します。理想的には患部を心臓より高い位置に挙上することです。内出血や腫脹は筋肉の多い部位では吸収されやすくなります。手足の末梢に広がると吸収は遅れるので、患部をできるだけ高い位置に置くことが重要です。
この全部を出来る事が理想ですが、怪我をした時は痛みで慌ててしまったり、まだその場では痛みがない為に他を優先してしまい忘れてしまう場合や何かの理由で対処が出来ないことが多いです。
行う事で回復の具合が違いますので是非行ってください
夏バテの原因
暑さ
体温調節のためにフル稼働しなきゃいけない。暑いと汗をかきます。汗が蒸発するときに気化熱を奪うことで体の熱を放出して、一定の体温を保っています。
この働きを担っているのが自律神経で、暑くて大量に汗をかく夏は、自律神経が常に働かなければなりません。夜間にも寝汗をかくような状態でいると、眠っているにも関わらず自律神経は一晩中酷使され続けることになります。休むことができずに疲れがたまってしまうのです。
寒暖差
変化に対応し続けなきゃいけない。寒暖差にも2種類あり、1つは朝晩と日中との寒暖差。夏でも早朝と真昼とでは気温差があります。
もう1つは冷房による寒暖差。屋外と室内との温度差はもちろんですが、室内にいても上半身と足元では温度差があります。冷たい空気は下にたまるので、とくに冷え症に悩む方が多い女性は、仕事で1日冷房の効いた室内にいると足元の冷えを訴える場合が少なくありません。
露天風呂やこたつのように、下半身が暖かくて上半身が涼しい場合は心地よく、体もリラックスできます。しかし、下半身が冷たくて上半身が暖かいのは、いわゆる「のぼせた状態」になりやすいのです。
紫外線
浴びるだけで活性酸素が発生する為、 夏(7~8月)は1年のうちでも紫外線量が最も多くなる時期。紫外線を浴びると体内で疲労のもととなる活性酸素が生じます。海にでかけたときに、泳がずに太陽の光を浴びるだけでもグッタリ疲れることがあるのはこれが原因です。
対策
太陽の光で眠りの下準備をする
朝に太陽の光を浴びると、心の安定や覚醒に作用する「セロトニン」が分泌され、それが起床後14~16時間程度経過した後、眠気を誘う「メラトニン」に変化します。メラトニンは、一般には「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、脳に作用にして眠りに適した体内環境を整えてくれます。
直射日光を浴びなくても、部屋に差し込むやさしい光で大丈夫。雑誌などが読める程度の間接的な光でも十分に効果があります
朝ごはんで自律神経を目覚めさせる
朝ごはんを食べて胃の動きが活発になることで、内臓を動かす司令塔である自律神経が目覚め、活動のスイッチが入ります。ちゃんと自律神経を起こしてあげることで、体の働きがよくなるのです。
三食バランスよく食べるのは、栄養的にもちろんいいことですが、それ以上に「朝に何か食べる」ことが、自律神経を目覚めさせるという点でとても大切です。
他にも様々な対策がありますが睡眠・リラックスする事が一番大事になります。
生活上難しい所もありますが夏バテも自律神経の乱れ・疲労の蓄積が原因ですので対策をしてみてはいかがでしょうか?