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2019 6月の記事一覧
腰痛の原因のひとつとして、普段よくない姿勢を取り続けることが挙げられます。
背骨は、椎骨という骨が首から腰まで積み重なって繋がっています。このつながった状態は、脊柱とよばれ、体の中心を支える柱のような役割をもっています。
脊柱は、首から腰までまっすぐ伸びているわけではなく、首、胸、腰の部分がそれぞれ前後に弯曲しており、横から見るとS字のように弯曲した形をしています。弯曲することで脊柱の抵抗力を高めるはたらきがあるためです。
脊柱のように3か所弯曲した形になると、まっすぐな脊柱の場合と比べて、抵抗力が10倍になるとも言われています。このように、弯曲することで、体重をしっかりと支えることができるのです。
普段の良くない姿勢を続けることによって過度に弯曲したり、変形したりすることがあります。椎骨の間には、椎間板と呼ばれるクッションがあります。腰の骨にかかる体重は、この椎間板が分散しています。
椎間板は水分を多く含むクッションで、体重がかかるとその形が潰れたりゆがんだりすることで、体重を分散することができます。この負担は姿勢によって大きくかわります。
例えば、まっすぐ立っているときの椎間板の負担を100としたときに、以下の姿勢によって、椎間板の負担が変化するという報告があります。
●仰向けに寝ているとき:25
●横向きに寝た時:75
●立っている時:100
●椅子に座っているとき:140
●お辞儀をした時:150
●お辞儀をして物を持ち上げた時:220
●椅子に座って物を持ち上げた時:275
このように、姿勢によって、椎間板にかかる負担は大きくなります。この姿勢をみると、寝ている姿勢が一番椎間板にかかる負担が少ないことがわかります。一方、立っている姿勢よりも、椅子に座っているときの方が椎間板に負担がかかっているため、長時間立ちっぱなしよりも、長時間座りっぱなしの方が、腰に負担がかかることがわかります。
脊柱は、脊柱についている靭帯や筋肉によっても支えられています。腰周りの筋肉だけでなく、腹筋やおしりの筋肉、太ももの筋肉も姿勢を保つために重要な働きを持っています。普段姿勢が悪かったり、楽な姿勢を取っていると、これらの筋肉が弛緩した状態になり、脊柱が過度に弯曲し、腰に負担がかかることになります。
痛い所だけではなく全身をトータルケアする事で姿勢改善・腰痛改善が見込めますのでぜひフォレスト整骨院へご相談ください!
猫背姿勢が続くと、活気や元気がなく見えてしまうだけでなく、全身に対して様々な悪影響があります。
・肩こりや腰痛
猫背姿勢になると胸椎の後弯が強くなることに伴い、頭部は正常な位置よりも前方にでてきます。
その為、必要以上にそれらの筋肉が収縮することになり、肩こりにつながってしまいます。
また、猫背姿勢になると上半身の重心位置がずれてくるため、腰の筋肉や関節にも負担がかかってきて腰痛にもなりやすくなってしまいます。
・腹筋や背筋の低下
猫背姿勢では腹筋も背筋もあまり使われていないため、徐々に腹筋や背筋の筋力が低下して腰を傷めたりしてしまいます。
・胃腸の消化不良
猫背姿勢になり腹部がつぶれた状態になると、胃腸も押しつぶされた状態になってしまい、食べた物の消化が滞ったり、逆流するといったことも起こってしまい、機能低下につながります。
・代謝低下
本来、人間の身体は横になって息をしているだけでもカロリーを消費しています(基礎代謝)。
また、横になっているよりは座っているとき、座っているよりは立っているときといったように姿勢を維持するためも筋力を要し、エネルギーを使っています。
しかし猫背姿勢になっているときは、正しい姿勢でいるときに比べて姿勢を保持するために必要な腹筋や背筋をきちんと使っていません。
さらに、胸郭の抑制にもつながってしまい、呼吸も浅くなりがちになってしまいます。
・脊柱の変形
基本的に脊柱の弯曲は筋肉の動きである程度コントロールできるものなのですが、長年不良姿勢続けていると筋肉が衰えるだけではなく、関節も硬くなってきます。
さらに、脊柱の骨自体も変形してしまいます。
そうなると、正しい姿勢をとることは不可能になってきますし、そこから無理に正しい姿勢をとろうとすると関節や骨を傷めることになってしまいます。
ですから日頃から、正しい姿勢をとる意識とメンテナンスが重要です。
眠っているとき、無意識にする寝返り。
これは、睡眠をとっている間に身体の疲れを取り、体力を回復させるためにとっても大切なものだそうです。
眠りについてからずっと同じ姿勢でいると、布団にかかる身体の圧力によって血行不良や筋肉の緊張が起きてしまいます。
その圧力がかかる場所を変えること、それが「寝返り」なんです。
寝ているうちに身体の一定部分にたまっていく血液やリンパ液を、寝返りすることで循環させ血行を良くし、筋肉の疲労も回復してくれるということです。
寝返りのタイミングは、睡眠中に繰り返される「浅い眠り(レム睡眠)」と「深い眠り(ノンレム睡眠)」が切り替わる時が多く、眠りの質を切り替えるスイッチの役割もあるそうです。
また、寝返りをすることで寝具の中の温度や湿度を調節する役割も。
寝具に身体の同じ部分が接触しているとそこの部分だけ発汗ができなくなります。
人は汗をかくことで体温調節をするのですが、それは寝ている時も同じ。
寝返りすることで寝具と身体との接触部分を変え、体温を適度に調節しやすくしているのです。
熱帯夜の時や、体温の高い子どもに寝返りが多いのも納得ですね。
良い眠りについたあとに目覚めると、心身ともに元気になれます。
そんな良い眠りにつくためには寝返りをうつことがとっても大切なりますが体調不良にならないようにきをつけてくださいね!
自律神経とは
自律神経は血管や内臓の働きを支配しています。食事をすると自然に胃腸が動いて食べ物が消化・吸収されるのも、心臓が自然と拍動するのも、呼吸で酸素が肺に自然と取り込まれるのも、すべては自律神経の働きがかかわっています。
24時間働き続けており、二つの神経で活動(交感神経)と休息(副交感神経)を使い分けて体の健康を維持ています。
交感神経・副交感神経とは
交感神経は心身を興奮させ、体を動かしやすくしたり、やる気を出させたりと体を活発化しやすくします。
副交感神経は心身を緩め、体の脱力したり、のんびりとさせたりと体を休ませやすくします。
身体の中は常に動いていますが、体を常に動かし続ける事は出来ずに必ず緩急が必要になります。
この二つが上手く成り立ち、メリハリがある事が重要で元気な体を維持していきますが、逆にどちらかに偏ると体の不調が出やすくなります。さらに、疲労が溜まり姿勢も変わりやすくなってしまいます。
自律神経の乱れによる症状
頭痛・めまい・疲労感・耳鳴り・吐き気・睡眠不足・腰痛・手足の冷え・食欲不振・腹部違和感などの症状が出ます。
これらの症状は軽いものから重いものまで人それぞれで辛いものになります。
日々の生活が忙しく、体を休める事が難しくなってきて自律神経の乱れが起こりやすくなっています。
交感神経は体を動かしやすくする為、筋肉を使っているので体が硬くなっていきます。
知らず知らずに体が硬くなっていきどんどん動かしにくくなり、姿勢も疲れやすい体を作ってしまいます。
身体をリラックスするには全身の筋肉をほぐすことが効果的です!
全身の筋肉が血流を補助しているのでほぐれる事で全身の疲れを取り、尚且、副交感神経へ刺激して体を休めやすくなります。
フォレスト整骨院では骨盤矯正と全身整体を行う事で姿勢改善と疲労回復を同時に行っており根本改善を目指しております!
是非、フォレスト整骨院に来ていただき、体験してみてください!
【ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれる理由】
身体の血液は、心臓から押し出されて全身をめぐります。そして、心臓から押し出された血液は全身をめぐった後にまた心臓へと戻ります。
心臓より高い位置にある頭や首の血液は重力の影響で心臓へ簡単に戻りますが、下半身の血液を戻すためには重力にあらがう必要があります。
そこで、下半身の血液を心臓まで押し上げてくれるポンプの役割をになうのがふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、ポンプのように機能することで血液を心臓まで押し上げてくれます。
このように、心臓だけでは補いきれない下半身の血流を良くする働きがあるため、第二の心臓と呼ばれています。
実はとても冷えやすい部分でもあります。
冷えは筋肉が固まることにつながります。
筋肉が固まるとポンプの働きが弱くなるため、血流が悪くなります。さらに、ふくらはぎは血液だけではなくリンパ液を身体中にめぐらせるポンプとしても活躍しています。
老廃物を運ぶ役割のあるリンパ液の流れがとどこおると、足のむくみや首肩のコリにつながります。
血流の流れを良くすることが健康維持に繋がりますのでぜひお手伝いをさせてください!